コンテナ単位の梱包と見積の出し方
FCL見積では、正味重量、袋数、パレット有無、コンテナ仕様を分けて記載します。20 MTを想定する場合も、実際の積載量は包装、容積、輸送条件に合わせて確認します。
FCL見積入力表
| 入力項目 | 推奨の書き方 |
|---|---|
| 品目 | 固体4品のいずれか(混載時は品目ごとに行分け) |
| 数量 | 20 MT/FCL を目安に、MTまたは本数 |
| 荷姿 | 25 kg/50 kg/1000 kg フレコン |
| パレット | 要/不要、ワンウェイ可否 |
| ラベル | 言語・表示項目の希望 |
| 仕向地 | 韓国:通常仁川。日本:お問い合わせ |
| インコターム | FOB/CIF/CFR 等 |
| 書類 | COA(全ロット)。SDS・サンプル・第三者検査は要否 |
| 納期 | 船積み希望ウィンドウ |
定義: FCL(Full Container Load)とは、買い手がコンテナ単位で貨物をまとめる輸送形態です。MOQ(Minimum Order Quantity)とは、見積・生産・物流を成立させる最小数量の目安です。
なぜ「MT+荷姿」で書くのか
単に「1コンテナ」だけだと、袋重量・パレット・積付効率で実入りトン数が変わります。調達では次を同時に固定します。
- 目標トン数(例:約20 MT)
- 袋サイズ(25/50/1000 kg)
- パレット有無
- 港・インコターム
これにより、工場側の梱包計画とフォワーダー側のスペース見積が噛み合います。
荷姿の選び方(調達視点)
| 荷姿 | 向きやすい場面 | 注意 |
|---|---|---|
| 25 kg | 手作業・小分け再梱包 | 袋数が多い。ラベル言語を指定 |
| 50 kg | 中間的な現場荷役 | 取扱い負荷を現場と確認 |
| 1000 kg フレコン | バルク投入・倉庫効率 | フォーク・吊具の適合を確認 |
精製工業塩は25/50/1000 kgが代表です。固体CaCl₂・MgCl₂は25 kg/フレコン等が中心です。固体融雪剤は25/50/1000 kg。特注は相談(断定可能な標準外仕様は契約で確定)。
4品とコンテナ計画
精製工業塩
NaCl≥99.4%、粒度0.15–0.88 mm、岩塩/井塩指定。浴用原料向け引き合いが多いですが、完成品規制はお客様側です。COAは全ロット添付。
固体塩化カルシウム
フレーク/ペレット/粉末。液体なし。吸湿を踏まえ、破損袋の取扱いと倉庫湿度を運用で決めてください。
固体塩化マグネシウム六水和物
固体六水和物のみ。ブラインなし。フレコン選択時は固結・吸湿対策を現場手順に含めてください。
固体融雪剤
球状・粒状/混合型の固体。シーズン前にFCLをまとめる場合は、保管スペースと使用開始時期をRFQに書いてください。
港・価格・混載
- 韓国:到着は通常 仁川。
- 日本:到着港はお問い合わせ(本記事で港名を断定しません)。
- 中国起運港:お問い合わせ。
- 価格:数値非掲載。価格はお問い合わせください。
- 混載:可能かどうかは品目・荷姿・汚染リスクを見て都度確認。原則は品目ごとに数量を明示。
- 連絡:見積フォームまたは [email protected]。
見積依頼文の例(骨子)
品目:固体〇〇
数量:約20 MT(FCL 1本想定)
荷姿:25 kg(パレット要、ラベル日本語希望)
仕向地・条件:お問い合わせ/インコターム指定
書類:COA必須、SDS希望、サンプル要否
用途メモ:工業/融雪/浴用原料
FAQ
Q2. 25 kgと1000 kgのどちらが良いですか?
現場の荷役設備と再梱包の有無で選びます。設備がフォーク中心ならフレコン、手作業再梱包が多いなら25 kgが検討対象です。
Q3. 日本の港を指定せず見積できますか?
条件整理のため仕向地の希望は必要です。具体港名が未定の場合は「日本向け・港は相談」と書き、お問い合わせください。
Q4. 韓国はどの港ですか?
通常は仁川到着です。
Q5. 液体をコンテナで頼めますか?
いいえ。本サイトでは液体CaCl₂/MgCl₂/融雪剤は扱いません。
Q6. COAはコンテナ単位ですか、ロット単位ですか?
出荷ロットごとに添付します。1コンテナに複数ロットが入る場合は、ロットとCOAの対応を現物と照合してください。
関連する製品・ガイド
出典と確認範囲
一般的な調達情報です。個別製品の成績・適合性・供給条件は、対象グレードの見積書、SDS、出荷ロットのCOAで確認してください。
