COA・SDS・梱包 輸入書類の見方
COAは特定ロットの品質結果、SDSは製品の危険有害性と取扱情報、梱包表示は現物の識別に使います。三つの資料の製品名・グレード・ロット情報を対応づけて確認します。
書類チェック表
| 書類・表示 | 役割 | 本サイトでの扱い |
|---|---|---|
| COA | 当該ロットの実測値・規格適合 | 全出荷ロットに添付(確定) |
| SDS | 取扱い・危険有害性・保管の安全情報 | グレード確認後、要望時に可否確認 |
| 梱包表示 | 品名・正味量・ロット・取扱い注意 | 25/50/1000 kg 等。言語・特記は見積時確認 |
| サンプル | 受入前の現物確認 | 要望時に可否確認 |
| 第三者検査 | 独立機関の試験結果 | 要望時に可否確認・契約明記 |
| 原産地等 | 通関・入札要件 | 必要な書類はお客様がRFQに列挙 |
定義: COA(Certificate of Analysis)とは、特定ロットの分析結果を示す成績書です。SDS(Safety Data Sheet)とは、化学品の安全な取扱い情報をまとめた文書です。両者は目的が異なります。
COAの見方(調達チェック)
COAを見るときは、次を照合します。
- 品目・化学式が発注書と一致するか(例:精製工業塩、CaCl₂固体、MgCl₂·6H₂O、固体融雪剤)。
- ロット番号が現物袋/フレコンと一致するか。
- 主要指標が合意規格の範囲内か(例:精製工業塩なら NaCl≥99.4%、粒度0.15–0.88 mm)。
- 試験日・発行日が当該船積みに対応しているか。
- 単位(%、mm、ppm 等)が仕様書と同じか。
COAは「カタログ代表値」ではなく「当該ロットの結果」です。前ロットのCOAで次ロットを代替しないでください。
SDSの見方(安全・保管)
SDSは、倉庫・荷役・社内教育で使います。調達観点では次を確認します。
- 製品識別(品名・推奨用途の範囲)
- 取扱い・保管上の注意(特に吸湿性のある塩化物)
- 保護具・応急措置の概要
- 廃棄・輸送区分の記載有無
注意: 工業用SDS/COAだけで食品添加物適合や化粧品完成品適合を判断できません。用途規制は輸入者側で確認してください。
梱包表示と荷姿
固体4品の代表荷姿は次のとおりです。
| 製品 | 代表荷姿 | 補足 |
|---|---|---|
| 精製工業塩 | 25/50/1000 kg | NaCl≥99.4%、0.15–0.88 mm、岩塩/井塩 |
| 固体CaCl₂ | 25 kg/フレコン等 | フレーク・ペレット・粉末。液体なし |
| 固体MgCl₂·6H₂O | 25 kg/フレコン等 | 六水和物固体。ブラインなし |
| 固体融雪剤 | 25/50/1000 kg | 球状・粒状/混合型。液体なし |
ラベル言語、パレット、インナーライナー、ロット印字位置は見積時に指定してください。MOQ目安は典型20 MT/FCLです。
4品で見落としやすい点
精製工業塩
粒度(0.15–0.88 mm)と原料塩種(岩塩/井塩)がCOA・仕様にどう書かれているかを確認します。浴用原料として使う場合でも、完成品区分・表示はお客様側の責任です。
固体塩化カルシウム
水和形態と形状を発注と照合します。液体CaCl₂は本サイト非掲載です。未検証の極端な低温℃表示をCOA項目として期待しないでください。
固体塩化マグネシウム六水和物
「六水和物」であること、液体ブラインではないことを確認します。吸湿・固結に関する保管注意をSDSと現場運用で揃えます。
固体融雪剤
配合済み固体であること、原料単体(CaCl₂/MgCl₂)と別品目であることを確認します。配合比の開示範囲は契約で定めます。
港・価格・認証について
- 韓国到着:通常 仁川。
- 日本到着港・中国起運港:お問い合わせください。
- 価格:数値は掲載しません。価格はお問い合わせください。
- 必要な認証・試験書類を指定してください。対象製品について提供可否を確認します。
- 連絡:見積フォーム、または [email protected]。
FAQ
Q1. COAは毎回付きますか?
はい。出荷ロットごとにCOAを添付します。
Q2. SDSは必ず事前に送れますか?
グレード確認後、ご要望時に可否を確認します。常時・無条件の事前送付を断定しません。
Q3. サンプルや第三者検査は可能ですか?
ご要望時に可否を確認し、可能な場合は契約に明記します。
Q4. 梱包は何kgですか?
代表は25 kg、50 kg、1000 kgフレコンです。製品により25 kg/フレコン中心の場合もあります。見積時に確定します。
Q5. COAがあれば食品・化粧品に使えますか?
工業用COA/SDSだけでは適合判断はできません。用途規制・届出は輸入者側で確認してください。
関連する製品・ガイド
出典と確認範囲
一般的な調達情報です。個別製品の成績・適合性・供給条件は、対象グレードの見積書、SDS、出荷ロットのCOAで確認してください。
