岩塩と井塩 原料の違いと選び方
岩塩・井塩は原料由来の区分であり、その名称だけでは精製後の品質は決まりません。由来を確認したうえで、NaCl含有量、不溶分、不純物、粒度を同じ基準で比較します。
岩塩と井塩の比較表(調達)
| 項目 | 岩塩 | 井塩 |
|---|---|---|
| 原料の由来(一般) | 鉱床由来の岩塩を精製 | かん水・井戸系原料を精製 |
| 本サイトでの供給 | 対応可(ご指定) | 対応可(ご指定) |
| NaCl | ≥99.4%(共通) | ≥99.4%(共通) |
| 粒度 | 0.15–0.88 mm(共通) | 0.15–0.88 mm(共通) |
| 荷姿 | 25/50/1000 kg | 25/50/1000 kg |
| COA | 全ロット添付 | 全ロット添付 |
| SDS・サンプル・第三者検査 | 要望時に可否確認 | 要望時に可否確認 |
| 既定塩種 | 記事上で単一既定は断定しない | 同左(契約前確認) |
定義: 岩塩とは鉱床由来の塩を原料とする系統、井塩とはかん水・井戸系を原料とする系統を指す調達用語です。最終品はいずれも精製工業塩として NaCl≥99.4%・粒度0.15–0.88 mmで管理します。
何が「違う」のか(調達で見る点)
塩種の差は、主に次の調達判断に効きます。
- 外観・色調・結晶感 — バスソルト原料や配合設計で見た目を揃える場合。
- 微量成分プロファイル — 用途仕様書に不純物上限がある場合は、必要な項目をRFQに列挙。
- 社内・入札の指定 — 「岩塩由来」「井塩」など、社内規格や入札書の文言がある場合は原文どおり指定。
- ロット再現性 — 継続調達では塩種を固定し、COAで当該ロットを照合。
NaCl下限と粒度範囲は塩種によらず共通です。「岩塩のほうが純度が高い/井塩のほうが純度が高い」といった一般断定はしません。数字は仕様書と当該ロットCOAに従います。
選び方の実務フロー
- 用途(工業原料/浴用原料など)と社内規格を確認する。
- 岩塩/井塩のどちらか、または「どちらでも可」を決める。
- NaCl≥99.4%、粒度0.15–0.88 mm、荷姿、数量(目安20 MT/FCL)を書く。
- COA必須。SDS・サンプル・第三者検査が必要なら要望として書く。
- 仕向地(韓国:通常仁川/日本:お問い合わせ)を書く。
指定がない場合の既定塩種は、契約前に確認します。記事上で単一の既定を断定しません。
RFQに書く例
- 品目:精製工業塩
- NaCl≥99.4%、粒度0.15–0.88 mm
- 原料塩種:岩塩(または井塩)
- 数量:例 20 MT/FCL
- 荷姿:25/50/1000 kg
- 仕向地:韓国・仁川(または日本港はお問い合わせ)
- 書類:全ロットCOA。SDS/サンプル/第三者検査は要否を記載
連絡先:見積フォーム、または [email protected]。
バスソルト原料との関係
浴用原料として使う場合も、供給物はバルク原料です。完成品の医薬部外品・化粧品区分、表示、効能文言はお客様側です。塩種指定は原料の再現性のための調達項目であり、完成品適合の証明ではありません。
FAQ
Q1. 岩塩と井塩はどちらを選ぶべきですか?
用途・社内規格・見た目要件で決めてください。どちらも NaCl≥99.4%・粒度0.15–0.88 mmの精製工業塩として供給可能です。迷う場合は要件を見積時に共有し、可否を確認してください。
Q2. 塩種が違っても純度・粒度は同じですか?
基本仕様は共通です。NaCl≥99.4%、粒度0.15–0.88 mm。最終は見積書と当該ロットCOAに準拠します。
Q3. 指定しないとどうなりますか?
既定塩種を記事上で断定しません。契約前に確認します。継続ロットでは塩種を固定することを推奨します。
Q6. SDSや第三者検査は付きますか?
COAは全ロット添付。SDS・サンプル・第三者検査は要望時に可否確認します。
関連する製品・ガイド
出典と確認範囲
一般的な調達情報です。個別製品の成績・適合性・供給条件は、対象グレードの見積書、SDS、出荷ロットのCOAで確認してください。
