74% と 94–96% 無水の使い分け
74%と94%の塩化カルシウムは、同じ製品重量でも含まれるCaCl₂量が異なります。含有量、水和形態、粒子形状を別々に確認し、用途と合意仕様に合うグレードを選びます。
含有量比較表(固体・調達向け)
| 項目 | 約74%系(業界でよくある呼び方) | 約94–96%無水系(業界でよくある呼び方) |
|---|---|---|
| 一般的な整理 | 二水物に近い含有量帯として扱われることが多い | 無水に近い高含有量帯として扱われることが多い |
| 調達での意味 | 水和を含む固体として%と用途を照合 | 無水・高%として%と用途を照合 |
| 形態 | フレーク/ペレット/粉末は別指定 | 同左(形態と%は自動対応しない) |
| 本サイトでの扱い | 固体として見積時に指定・確認 | 同左 |
| 独自グレード名 | 必要な含有量と形態を指定し、合意仕様とロットCOAで確認してください。 | 同左 |
| COA | 全ロット添付(当該ロットの実測%を照合) | 全ロット添付 |
| SDS・サンプル・第三者検査 | 要望時に可否確認 | 要望時に可否確認 |
| MOQ目安 | 典型 20 MT/FCL | 同左 |
| 液体 | 非対象 | 非対象 |
| 価格 | お問い合わせ | お問い合わせ |
定義: ここでの「約74%」「約94–96%無水」は、固体CaCl₂調達で広く使われる業界一般の呼び方・選択枠です。カタログ上の確定商品コードや、未合意の独自%帯を約束するものではありません。契約%は見積書と当該ロットCOAに従います。
使い分けの考え方(一般・調達)
| 判断の軸 | 約74%系を検討しやすい場合 | 約94–96%無水を検討しやすい場合 |
|---|---|---|
| 仕様書の書き方 | 「二水」「約74%」等の指定がある | 「無水」「94%以上」「96%級」等の指定がある |
| 有効成分あたりの設計 | 水和を織り込んだ配合・溶解設計 | 高%前提の配合・溶解設計 |
| 入札・社内規格 | 既存規格が74%帯 | 既存規格が無水高%帯 |
| 不確かさがあるとき | RFQで%と水和区分を数字で確認 | 同左 |
次は断定しません。
- 74%=常にフレーク、94–96%=常にペレット、といった形態の固定対応
- 未検証の低温℃性能や用途適合の保証
- 食品添加物・特殊規制への適合断定(工業用COA/SDSの範囲外の判断は輸入者側)
形態・用途との関係
含有量と形態は別軸です。融雪・防塵・工業溶解など用途を書く場合も、次をセットで指定します。
- 固体であること(液体なし)
- 目標%または水和区分(例:約74%/二水、約94–96%/無水)
- 形態(フレーク/ペレット/粉末)
- 数量(目安20 MT/FCL)、荷姿、仕向地
- 書類(COA必須。SDS/サンプル/第三者検査は要望)
在庫・生産ロットにより、希望%と形態の組み合わせ可否が変わる場合があります。不確かな組み合わせはRFQで確認してください。
RFQに書く例
- 品目:固体塩化カルシウム(液体なし)
- 含有量:例「約74%(二水)」または「約94–96%(無水)」※必要なら下限%を数字で
- 形態:フレーク/ペレット/粉末
- 数量・荷姿
- 仕向地(韓国:通常仁川/日本:お問い合わせ)
- 書類:全ロットCOA。その他は要否を記載
連絡先:見積フォーム、または [email protected]。
FAQ
Q1. 74%と94–96%のどちらを発注すべきですか?
社内規格・入札書・配合設計の指定に合わせてください。指定が曖昧な場合は、必要%と水和区分(二水/無水)を数字でRFQに書き、見積時に確認してください。
Q3. 74%はフレーク、94%はペレットと決まっていますか?
決まっていません。形態と%は別指定です。両方をRFQに書いてください。
Q4. 液体やブラインは含まれますか?
いいえ。日韓向け本サイトは固体のみです。液体CaCl₂は取り扱い・掲載しません。
Q6. COAに実際の%は出ますか?
全ロットにCOAを添付します。当該ロットの実測値・規格適合を照合してください。報告項目の細部は合意仕様に従います。
関連する製品・ガイド
出典と確認範囲
一般的な調達情報です。個別製品の成績・適合性・供給条件は、対象グレードの見積書、SDS、出荷ロットのCOAで確認してください。
